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統合生命科学分野

松永 幸大 教授 博士(理学)

Theme

植物分子細胞動態学・合成生物学

Keyword

再生、環境ストレス、エピジェネティクス、クロマチン動態、ゲノム移植

Message

「未来を知る最良の方法は、あなた自身で未来を創リ出すことだ」というリンカーンの名言通り、生命科学のフロンティア領域を一緒に開拓していきましょう。生命の鼓動を感じながら、地球環境改善、食料増産、医薬品・高機能食品開発に資する生物機能メカニズムの解明を進めて行きます。

研究者紹介

小学校の魚釣り・虫採りから始まり、中高の生物部で顕微鏡観察・生物飼育・分子生物学実験に魅せられ、現在に至っています。クロマチン動態に興味を持ち、染色体から核内動態に研究を進めてきました。材料は藻類や顕花植物の他、動物培養細胞など幅広いです。分子生物細胞生物学や分子遺伝学の研究手法のほか、蛍光イメージングを用いたライブイメージング解析を多用しています。その理由は、シークエンス解析や生化学学的解析からだけではわからない「細胞の個性」を発見し「生命の鼓動」を感じることができるからです。研究室では、「学生の個性」を大切にして、「松永研で研究できてよかった!」と卒業できるように指導しています。大学院における研究経験が、幸せな人生を送る糧になるように願っています。

  • 実験植物シロイヌナズナの表現型観察

  • 顕微鏡室における蛍光イメージング

研究者略歴

1988年 筑波大学付属駒場高等学校卒業
1993年 東京大学理学部生物学科 卒業
1998年 東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 博士課程 修了、博士(理学)
1998年 日本学術振興会特別研究員、ノースカロライナ大学博士研究員
2000年 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻・助手 
2002年 大阪大学大学院工学研究科・講師
2008年 大阪大学大学院工学研究科・准教授
2011年 東京理科大学理工学部応用生物科学科・准教授
2014年 東京理科大学理工学部応用生物科学科・教授
2019年 東京理科大学総合研究院合成生物学研究部門・部門長
2020年 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻・教授