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専攻紹介

先端生命科学専攻とは

先端生命科学専攻は、21世紀において人類に課せられた生命科学関連の諸問題を解決するため、分子、細胞、個体、集団レベルにわたる、かつ、基礎から応用までを網羅する次世代生命科学を創出することを目指して、1998年4月、新領域創成科学研究科の中の一専攻として設置されました。そのため本専攻には、生命科学の急速な展開に即応できるよう様々な学問的背景を持った教員が集結し、次のような先導的研究・教育を実施しています。

  • 生命の共通性と進化多様性の基本原理に迫る挑戦的基礎研究
  • 健康、生物資源、環境、食などに関する諸問題を解決する課題解決型研究
  • 国内外の研究機関と連携して広範な生命科学研究を展開する異分野協奏研究

本専攻は本郷、駒場、柏の東京大学三極構造の一翼を担う柏キャンパスの新領域生命棟に位置する「基幹講座」に加えて、学内外の「兼担分野」「連携講座」がそれぞれの研究機関で研究・教育を担当しています。「基幹講座」は先端生命科学専攻の中核をなす研究分野であり、生命の共通性と多様性の基本原理に迫る挑戦的基礎研究や、健康、生物資源、環境、食などに関する諸問題を解決する課題解決型研究を行っています。「連携講座」は学外の研究機関に所属する生命科学の応用現場をもつ研究分野です。柏キャンパスに隣接する国立がん研究センターと、柏キャンパスとつくばエクスプレス線でつながるつくば市に位置する農業・食品産業技術総合研究機構に設置されています。「兼担分野」は東京大学内の附置研究所に所属する、基幹講座がカバーしきれない研究領域をカバーする研究分野です。本郷キャンパスの総合研究博物館と、同じ柏キャンパスの大気海洋研究所に設置されています。