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在学者向け

ゴミ・廃棄物

ゴミの捨て方

生命棟におけるゴミ排出については、「生命棟におけるゴミの捨て方」(PDFファイル)を参照の上、分類ミスのないようにルールを守って排出してください。ルールを守らないゴミは回収されません。

実験廃液の廃棄

  1. 実験廃液については、毎月第4木曜日の午前中に環境安全研究センター柏支所で受け入れを行っています。排出は環境安全講習修了の資格が必要です。
  2. ポリタンクは市販のものではなく、「環境安全研究センター」のものを使用します。ポリタンクはセンター柏支所から無料で貸し出されます。生命棟事務室にお問い合わせください。
  3. 環境安全研究センターの定める廃液の分類に従ってください。廃液は、タンクの表面に『危』と書かれたライン以下まで入れてください。このラインを超えると引き取ってもらえません。また、沈殿物のあるもの、2相に分離したものなども回収されませんので注意してください。
  4. 研究室で排出量が多いホルマリンとフェノール廃液については、それぞれ所定のガロン瓶に一旦入れるようにしてください。固形物の除去と水層・フェノール層の分離をしてから排出するようにしています。それ以外の廃液については、タンクに付けてあるメモ帳に内容を書いてから入れてください。排出する廃液に含まれる個々の物質の含有量が記載されていないと、環境安全センターでは回収できません。何がどのくらい入っているのか、実験廃液の詳細な記録をとっておく必要があります。

水銀系廃棄物排出について

水銀含有廃棄物は、年4回回収があります。連絡があったら所定の場所に置いておいてください。

共通注意事項

判りやすい箇所に「内容物名」・「数量」・「排出部局・研究室名」・「担当者名」を記載してください。記載の無いものは排出責任者が明確ではないものとし、回収してもらえません。

廃蛍光灯類

蛍光灯類は水銀を含むもののみが回収対象です。(蛍光灯、殺菌灯、水銀灯、電球型蛍光灯、重水素ランプも水銀含有です)※白熱電球、スタータ等は不燃ゴミです。
各蛍光灯類は購入時の梱包ケースに収めること。ケースが無い場合は破損しないように新聞紙等で梱包してください。 搬送中に破損しないように、ダンボール(25本~50本程度)に収めガムテープで封をしてください。ダンボールが無い場合は25本を1束にし、解けないようにガムテープで巻いて排出してください。

廃乾電池等

マンガン、アルカリ電池等一般的な水銀”ゼロ”電池も電極金属等のリサイクルのため回収します。 ニッカド電池は回収不可です。小売店の回収BOXに排出願います。 起電力の高いリチウム電池は、両電極に絶縁テープ(ガムテープ等)を貼ってください。(短絡発熱し、発火する恐れがあります。)

汚泥

水分を十分切ってポリ広口瓶に収める。(重量物になるため、瓶底の補強をしてください)
※ 汚泥とは ⇒ 水銀を硫化物として安定化したもの、水銀を吸着した吸着剤、水銀を含むトラップ汚泥、水銀が付着した布・ろ紙など

器具

搬送中破損しない様にし、万が一破損しても外部へ水銀が流出しないように十分な対策をした梱包をしてください。(厚手のビニール袋に2重に包装し、排出元を明記)
※ 器具とは ⇒ 体温計、水銀リレー、サーモメーターなど水銀を含む器具

水銀系廃試薬

水銀系廃液、固形の水銀系消毒剤、水銀系農薬、水銀系試薬は回収対象外です。
※ 水銀系廃液は環境安全研究センターによる廃液回収にて回収しています。定期回収外部局は環境安全研究センターまでご連絡ください。

PRTR法・都条例への対応

蛍光灯と廃乾電池は対象外です。
汚泥・器具はPRTR法・都条例の登録条件(廃棄物中の水銀濃度が1%以上の場合)を満たしていれば登録票を用意してください。
PRTP法・都条例登録票は環境安全研究センターホームページにてダウンロードできます。また、この法律についての詳細も同じホームページを参照願います。
排出研究室で登録票は記入して、排出数量は研究室の年度報告分に計上してください。
排出部局の環境安全事務担当者は各登録票をチェックし、取り纏め、回収当日に水銀回収業者に手渡してください。

危険物倉庫

  1. 研究室内に可燃性の溶媒や爆発の危険がある試薬等を常時保管することはできません。これらの危険物は危険物倉庫内の研究分野ごとに定められた場所に保管してください。また、危険物を含む廃液も危険物倉庫に保管することができます。所定の場所に研究室名、責任者名を明記して保管してください。危険物倉庫は生命棟北側の廃棄物保管庫向い側にあります。
  2. 危険物倉庫の鍵は生命棟事務室で管理しています。所定のノートに必用事項を記入して鍵を借り、危険物の搬出入が終わったら速やかに返却してください。

寒剤・ドライアイス・高圧ガスボンベ等

  1. 寒剤(液体窒素)は、基盤棟から供給されています。供給を受けるには事前に物性研究所低温液化室主催の講習会「寒剤利用講習会」の受講が必要です。また、運搬容器の型式、形状、重量などを登録する必要があります。液体窒素の自動供給装置の運転、液体窒素の運搬には危険が伴いますので、原則として2名以上で作業をすることが必要です。
  2. ドライアイスを購入するためには、所定の業者(昭和電工:電話 04-7145-2020)に研究室から直接電話して発注します。研究室の所在(生命棟の何階か)と担当者名を告げて発注すれば、研究室まで届けてくれます。納入は、午前9時頃になりますが、研究室に人がいない場合は研究室入り口に置いていってくれるようになっています。
  3. 窒素、ヘリウム、酸素など実験室で使用するガスボンベを使用するには、物性研究所低温液化室主催の講習会「高圧ガスボンベ講習会」を受講し登録が必要です。使用していないガスボンベは研究室ではなく、専用の貯蔵庫に保管する必要があります。ガスボンベの発注は、物性研究所低温液化室の高圧ガスボンベ管理システムにて行います。