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在学者向け

中間発表・学位審査

スケジュール

  • 修士中間発表(修士2年生)(4月・10–11月)
  • 修士論文要旨および論文の提出(1月・7月)
  • 修士論文発表会(2月・8月)
  • 中間発表(博士2年生)(5月・10月)
  • 博士予備審査(5月、8月、11月、2月)
  • 博士本審査(予備審査終了後半年以内)

中間発表・論文提出・本審査等の手続き・スケジュールの確認

中間発表・論文提出・本審査等に必要な手続きや詳細なスケジュールについては、このページの内容のほか、修士課程・博士課程ともに専攻教務委員からのメールをよく確認するようにしてください。またこれに加えて、特に博士論文提出や本審査については、研究科教務チームから送られる情報を自分自身で必ずよく確認するようにしてください。研究科教務チームからの情報は、frontier-studentsのメーリングリストに送られるほか、研究科事務ポータルサイト(要FAppsログイン)の教務関係「修了・論文」のページから確認することができます。

修士課程の審査

中間発表

  1. 先端生命科学総合演習の一部として、修士課程中間発表を行なう。
  2. 中間発表は、要旨を提出し、ポスター形式で発表を行う。中間発表会として、教員による中間発表審査会と学生向け中間発表会を行う。
  3. 修士課程学生は、教員による中間発表審査会ならびに学生向け中間発表会で発表するほか、1年時、2年時とも学生向け中間発表会の全てに出席し、質疑に参加する。
  4. 中間発表審査会は4月、および10月から11月の年2回開催し、修士課程学生は、原則として入学してから概ね1年後に行われる中間発表審査会で発表する。学生向け中間発表会は4月に開催し、入学してから1年を経過した後の修士課程学生が発表する。
  5. 中間発表審査会では、研究目的と研究方法の理解度を主に評価する。結果の多さや結果の意義の高さに対して加点評価される。結果の少なさや結果の意義の低さに対しては、努力をしたことがわかれば減点評価されない。努力の跡がなければ減点評価する。その他、発表態度、ポスターの出来、説明のわかりやすさも評価に加味される。
  6. 中間発表審査会での発表の持ち時間は一人15分とし、発表5分、質疑9分、交代1分とする。
  7. 成績評価が著しく低い場合、約3カ月後に再度発表を行い、教員による審査を受ける(再試)。
  8. 当日、発表する予定であるにも関わらず欠席した場合、欠席の理由を指導教員にすみやかに報告する。指導教員が専攻長に報告し、やむを得ない事情であると承認された場合には、別途速やかに開かれる中間発表審査会で発表する。承認されない場合は、約3か月後の再試において発表する。
  9. 再試で成績評価が著しく低い場合、次回以降の中間発表審査会に新たに要旨を提出し、発表を行い、教員による審査を受ける。教員による審査に合格しない限り、修士論文、修士論文要旨の提出、修士論文発表はできず、修士論文の審査を受けることはできない。
  10. 中間発表審査会において、発表者は、同じグループの全ての発表者の発表を聞く。また、専攻内の他の学生の中間発表審査会も聞くことができる。
  11. 要旨を提出しなかったものは、次回以降の中間発表審査会ならびに学生向け中間発表会に要旨を提出し、発表する。

最終審査

中間審査をクリアしていること、簡易版及び詳細版研究倫理ガイダンスを受講し、理解度試験に合格していることを最低条件とする。修士論文発表会における発表および質疑応答に対して、全教員が採点する。提出された修士論文に対しては、 主査と副査が別途採点をおこなう。発表に対する全教員の平均点と論文の採点の平均点の平均の値を算出し、専攻会議で成績判定をおこなう。評点によっては論文の書き直しがある。

IB賞(修士論文最優秀賞)

発表に対する全教員の平均点と論文の採点の平均点の平均の値を算出し、上位5名をリストアップする。専攻会議で、日常の研究生活態度などを考慮したうえで、全教員の投票をおこない、上位1名ないし2名を受賞者とする。9月修了者については、次の3月修了者と合わせて選考する。

修士論文特別奨励賞

優れた修士論文を称えるために、IB賞に準じる賞として、修士論文特別奨励賞が新設された。修士論文特別奨励賞においても、IB賞と同じく優れた論文を書き、充実した研究生活を送ることを条件にしている。

博士課程の審査

中間審査

博士課程2年次に、所属する研究分野以外の専攻所属研究分野において、中間発表を行い、レポートを提出する。

予備審査

予備審査会は、5月、8月、11月、2月の年4回実施されている。査読のある英文雑誌に、第一著者として、原著論文が1報以上掲載ないし受理されていること、博士課程中間発表を終了済みであることを予備審査要旨提出の最低条件とする。博士予備審査会における発表および質疑応答に対して、全教員が採点をする。全教員の平均点を算出し、専攻会議で、本審査に進めるか否かの判定をする。

本審査

原則として、半年以内に予備審査を合格していること、簡易版及び詳細版研究倫理ガイダンスを受講し、理解度試験に合格していることを本審査に進める最低条件とする。博士論文の成績評価は本審査における発表と博士論文を主査・副査が総合的に評価して行なう。

最優秀博士論文賞

学術的に極めて高く評価される博士論文に与える賞。
博士論文に関連する第一著者の原著英語論文が3報以上掲載ないし受理されていて、かつ、予備審査会と本審査会の成績が極めて優秀なものを候補者とする。専攻会議で、日常の研究生活態度などを考慮したうえで、全教員の投票をおこない、候補者のうち上位1名ないし2名を受賞者とする。6、9、12月修了者については、次の3月修了者とあわせて選考する。

博士論文特別奨励賞

当該年度に提出された博士論文のうち優秀なものに対して奨励を目的として与える賞である。
予備審査会と本審査会の成績の上位のものを候補者とする。これに加え、学融合など別の観点から高く評価できる場合も候補者となる場合がある。専攻会議で、日常の研究生活態度などを考慮したうえで、全教員の投票をおこない、候補者のうち上位数名程度を受賞者とする。6、9、12月修了者については、次の3月修了者とあわせて選考する。