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基幹講座
生命応答システム分野

大矢 禎一 教授 博士(理学)

その他の所属先: 東京大学微生物科学イノベーション連携研究機構(CRIIM)
Theme

分子遺伝学、発酵工学

Keyword

出芽酵母、画像解析、抗真菌剤

Message

十人十色という言葉があります。皆それぞれに得意なことがあり、優れた能力を持っています。それは生まれながらに持っているものや、長期間の努力で得たものが含まれます。趣味を大事にすることも時には必要です。ぜひ、自分にとって一体特異なことが何かを考えながら、そしてさらに磨きをかけることを考えながら、学生生活を楽しくやっていきましょう。

研究者紹介

私が研究対象にしている生き物は出芽で増える単細胞真核生物、出芽酵母です。長い間酵母を使って研究してきましたが、酵母を使って明らかになることはまだまだありますし、むしろ増えて来ている気すらします。わずか数ミクロンの大きさの微生物ですが、その中では約6000の遺伝子が働いていて、様々な環境で生きていくことができます。数千年にわたって人類が利用して来た、とても便利で安全な有用微生物です。
コロナ禍で研究室旅行にもなかなかいけない状況が続いていますが、以前は毎年必ず酒蔵見学に行っていました。ワイン醸造所に行ったこともあります。こうして実際にお酒を作っているところを見学することで、また一段と酵母の有り難みがわかるように思います。

  • 手賀沼エコマラソン

  • 日本酒フェアー

研究者略歴

1978年 大阪教育大学附属池田高等学校 卒業
1978年 東京大学教養学部理科II類入学
1982年 東京大学理学部生物学科植物学課程卒業
1984年 東京大学大学院理学系研究科植物学専攻 修士課程 修了
1984年 日本学術振興会特別研究員DC1
1986年 東京大学大学院理学系研究科植物学専攻 博士課程中退
1986年 東京大学理学部植物学教室助手
1991-93年 HFSPO長期フェローシップで現職のままスタンフォード大学医学部留学
1993年 東京大学大学院理学系研究科植物学専攻 助教授
1999年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授 現在に至る