入試について(Q&A)
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入試Q&A
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(修士一般)「専門基礎生命科学及び小論文」ではどのような問題が出題されるのでしょうか?
「専門基礎生命科学」では、高校の生物から大学の教養課程程度の生命科学(生物学、生化学、遺伝学など)の基礎知識と理解力を問う問題を出題する予定です。標準的な教科書のレベルを大きく越えることはありません。「小論文」は、生物学の知識を問うものではなく、論理的記述能力や独創性を問うものです。過去の問題が本専攻ウェブサイトからダウンロードできますので、参考にしてください。
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(修士一般)「口述試験」ではどのようなことを訊かれるのでしょうか。
口述試験では、卒業研究など学部での研究・実験のこと、卒業研究を行っていない場合には大学等で行った実習のこと、実習も行っていない場合には最近読んだ科学に関する論文等について、まず簡単に説明していただきます。それらを材料にして、質疑応答を行います。
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(修士一般)「入学後配属」とはどのようなシステムでしょうか。
「入学後配属とは」の項目をごらんください。当専攻に独自のシステムであり、利用した人からは評判の良いものです。
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(修士一般) 各研究分野には定員があるのでしょうか。定員がある場合、出願時に志望研究分野を申告したけれどもその定員に入れなかった場合には、どうなるのでしょうか。
各研究分野には、それぞれ数名の定員(配属枠)があり(ただし、公開していません)、入試成績の順に配属されます。一方、入試の合否は、志望研究分野にかかわらず点数のみで決まります。志望研究分野を申告し合格しても、その分野の定員に入れなかった場合は「入学後配属」となり、はじめから志望研究分野を申告しなかった人と同じシステムで入学後に配属分野を決めることになります。したがって、入学後配属の枠のある分野を志望していた場合には、入試の時点で配属枠に入らなかった場合でも、入学後配属でやはり同じ分野に配属される可能性があります。
また、志望分野の定員内に入学辞退者が出た場合は、繰り上げでその分野への配属が決まる場合があります。 -
(修士一般)私は大学で生命科学でない学問分野を勉強していますが、大学院では生命科学を学びたいと考えています。講義や研究についていけるでしょうか。
本専攻は、あらゆる学問分野からの熱意あふれる学生を歓迎します。なぜなら、既存の学問分野の融合による新しい学問分野の創成を目指しているからです。学生にとっても、学部で勉強した内容と、本専攻で学ぶ生命科学のふたつの得意分野をもつことは将来アドバンテージとなります。実際、ある5年間の合格者375名のうち、56名が生命科学に関連しない学部・学科の出身者で、その中には文系の出身者も含まれていました。学部で生命科学を学んでこなかった人も、当専攻では基礎的な知識を「基礎生化学・分子生物学」や「生命科学実験解析学」という講義で学ぶことができます。講義や研究についていけるかどうかは、自分次第です。入学してからの自主勉強は必要ですが、しっかり学んでください。そして、受験科目に専門基礎生命科学がありますので、しっかり準備してください。
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(修士一般)筆記試験は全て日本語で答えないといけないのでしょうか。
修士一般入試の「専門基礎生命科学及び小論文」の問題は日本語ですが、答案は日本語で書いても英語で書いてもかまいません。日本人の方も同様です。
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(博士・修士)受験前に志望研究分野の教員とコンタクトをとった方がよいでしょうか。
博士課程を受験する場合には、指導を希望する教員とできる限り連絡を取り、研究内容について相談してください(ただしコンタクトが無ければ受験できないというわけではありませんが、3年以内に博士号を取得するためには、受験前から研究内容の把握と、自分のできることをすり合わせることが重要だと考えます)。
修士課程を受験する場合にも、研究内容等について詳しい質疑応答ができるので、志望研究分野の教員に直接話を聞くことをお勧めします。できれば、研究室を訪問して、研究の現場を見たり、在学生の話を聞いたほうが良いでしょう。その方法は二通りあり、ひとつは、専攻入試説明会の際に開催されるオープンラボに参加することです。もうひとつは、直接、志望研究分野の教員にメール等で連絡を取り、アポイントメントをとって研究室を訪問することです。いずれの方法でも、構いません。
修士課程を外国人等特別選抜で受験する場合は、コンタクトをとってください。なお、出願締切り後は、志望研究分野の教員への問い合わせはできず、入試関連の事務的な内容に関する専攻入試委員会への問い合わせのみ可能となります。
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(博士・修士)東京大学外部からの受験生は、東京大学内部からの受験生と入試の時に差がつけられるのでしょうか。
内部推薦あるいは東京大学出身者を優先する仕組みは全くありません。先端生命科学専攻では日本全国はもちろん、世界中の大学などからの受験生を大いに歓迎します。
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(博士・修士) 口頭試験はPCと書いてあったのですがタブレットでも可能でしょうか?
オンライン受験では、タブレット、スマートフォンではなく、PCの使用をお願いします。もちろん、スマートウォッチも使用禁止です。対面ではタブレット、PC類、スマートフォンの使用は禁止です。 -
(修士・博士) 大学あるいは大学院の成績証明書が紙媒体で発行される場合、出願は紙媒体をPDFスキャンしたものでよいでしょうか?
紙媒体をPDFスキャンしたもので問題ありません。ただし、文字が読めるように解像度に注意してください。 -
(修士・博士)「外国語 英語」の当日受験がTOEFL-ITPとのことですが、どのような内容でしょうか。TOEFLを受験した経験が無く不安です。
TOEFL-ITP (Institutional Testing Program)については、TOEFLのHPに説明があります。大学が会社との契約で実施する「特別なTOEFL」で、一般の人が個人で受ける「普通のTOEFL」(TOEFL-internet Based Test, TOEFL-iBT)とは異なり、紙ベースの試験です。事前の手続きは一切不要で、当日、会場に来て受験するだけです。
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修士外国人等特別選考受験生のCERTIFICATE OF CONTACTについて教えてください。
「CERTIFICATE OF CONTACT」は、修士外国人等特別選考で出願する際に提出する書類です。希望指導教員とコンタクトをとっているという証明になります。希望指導教員に、署名・捺印を依頼し、電子ファイル(PDF)で書類として受け取ってください。その書類を、出願期間内に他の提出書類とともに提出してください。
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(博士)修士論文発表スライドについて
博士課程受験生は、修士論文の内容(あるいはそれと同等の研究)を発表していただきます。時間が限られているので、自己紹介のスライドは必要ありません。入学試験ですので、指定された時間を超過することは許されません(筆記試験と同様です)。したがって、何度も発表練習して時間内に収まるようにしてください。 -
研究生として入学したいのですが、可能でしょうか。
詳しくは、研究科HPの「大学院研究生を希望する方」をご覧ください。出願期間が入学試験と異なるので注意してください。 -
ビザ取得について教えてください。
ビザ取得については、入学試験ではないので、こちらではお答えできません。研究科教務チームにお問い合わせください。 -
奨学金について教えてください。
奨学金については、入学試験ではないので、お答えできません。研究科HPの経済的支援(https://www.k.u-tokyo.ac.jp/gsfs/financial_support/)で確認してください。
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